夷隅郡市広域消防本部では、令和7年4月1日現在、25台の消防車両を配置し、これらの消防車両で圏民の安全安心のため、各種災害対応をはじめとした火災予防や各種啓発活動を実施しています。                                                                          ここでは、夷隅郡市内に配備されている主な消防車両を紹介します。

 指揮車は、災害現場において災害情報をいち早く収集し、各出動隊に活動方針を指示するとともに、効率的に現場活動を行うため、消防団員や警察官などと調整を図るための指揮隊員が乗車して出動します。また、災害の状況をちば消防共同指令センター等に報告するため、様々な通信機器を装備しています。


 化学消防自動車は、水と薬液を混合して、泡状の消火薬剤を放射する機能があり、水だけでは消火できない油火災などを消火することができます。



 消防ポンプ自動車は、住宅密集地や道路狭隘で大型車両が進入できない火災現場に出動し、消火栓や防火水槽から水を吸い揚げて消火活動する車両です。

 また、水槽付き消防ポンプ車と同じように、救急隊の支援活動(特に道路幅の狭い地区など)に出動します。


 救助工作車は、救助活動に必要なウインチ装置、エンジンカッター、エアマットなどの様々な救助器具を積載し、火災のほか、人命救助を必要とする交通事故や労災事故などの現場に出動します。

 また、夜間の災害現場で照明活動を行うため、上昇式の大型照明機器を装備しています。


救助ポンプ自動車は、火災現場に消防ポンプ自動車として出動し、消火活動をするほか、交通事故などで車内に閉じ込められた傷病者を救助するための救助資器材を積載し、救助隊とともに出動して救助活動をします。                      


 高規格救急自動車は、高度な救命処置が行える救急救命士や救急隊員が乗車し出動します。救急用酸素や心電図モニター、自動体外式除細動器(AED)など、最新式の救急資器材を装備しています。


 資機材搬送車は、主に水難活動用の救命ボートや救助隊員が使用する潜水用ボンベやレスキューボードなど、水難救助に必要な資器材を積載し出動します。                                        

 また、千葉県内や県外で大規模災害が発生した場合に、活動隊とともに隊員の携行品等を積載し出動します。


 火災予防広報や消防訓練等で使用する車両です。


 火災調査車は、火災調査員が火災の原因や損害程度の調査のために出動します。 この車両には、火災の原因を究明するための様々な資器材や、照明器具等を積載しています。


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写真:勝浦消防署

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